1/100 ゴッグ

1982年1月発売 税抜き800円。HGUCゴッグと同じ値段だ。

ファーストガンダム1/100スケールキットでは、中盤からやや後半に差し掛かった時期に発売された。重厚感のある巨大なゴッグが描かれたボックスアートがとてもカッコイイ。

1/100スケールなのでかなり大柄なキット。ランナーに配置された巨大なパーツがとてもいい。大味でスッカスカのモナカ感が最高だ。これだけ空洞あればLEDの組み込みは簡単だと思う。

キットはブラウンとイエローと濃紺の3色成型で色分けは結構できているが、腹部のイエロー部分の色分けが足りないので塗装が必要。オレンジとイエローを適当に混ぜて塗装したが、下地塗装をせずに塗装したので色ムラが酷い。

ギミックが豊富で、モノアイがモノアイレールに沿って動かせるし、腕の蛇腹関節の伸縮も可能。さすがに爪は無可動。

腰部分が大きすぎるし脚部は貧弱だし少しバランスが悪いと思う。

パーツ数は少ないが関節が独特で少々作りにくいキット。

下半身は穴を切り欠いて後ハメできるようにしたが、最初からこの程度は設計しておいて欲しい。

大きくて存在感があるし色分けはかなり頑張ってるしギミックも多いということで、総合的には良キットと言っていい。